薬剤師国家試験・薬学部卒試対策講座のご案内

薬剤師国家試験・薬学部卒試対策講座のご案内

薬学部卒業試験対策講座

各大学の卒業試験に合わせて、個別講義にて対策を実施

卒業試験は、大学側が国家試験の合格率向上のため、国試よりも難易度が高いことは周知の通りです。
国家試験よりも癖が強く、学生が混乱する要素を多く含んだ出題がされています。
毎年かなりの学生が卒業試験を落としたために、留年→退学となり、これまで頑張ってこられた6年生までの学習が水泡に帰す方が多くおられます。
清光の専門家による対策で、知識、理解の確認を重視し、全範囲の弱点部分の洗い出しを行い、理解の精度を引き上げ、卒業試験合格を目指します。

薬剤師国家試験対策講座

過去の出題傾向を分析し、受講生の理解度に合わせて個別講義にて対策を実施

昨今の薬剤師国家試験では、「医療現場での実践能力」や「応用力」を問う出題が増え、単純な暗記では対応できない問題が増えています。そのため、内容を理解し応用する力が必要となります。
基礎分野の理解と復習、応用力養成を目指し対策を実施します。

開講講座

  • 薬学部卒試/薬剤師国試 物理・化学・生物
  • 薬学部卒試/薬剤師国試 衛生
  • 薬学部卒試/薬剤師国試 薬理
  • 薬学部卒試/薬剤師国試 薬剤
  • 薬学部卒試/薬剤師国試 病態・薬物治療
  • 薬学部卒試/薬剤師国試 法規・制度・倫理

薬剤師国家試験概要

薬剤師国家試験合格率について

104回
(2019)
105回
(2020)
106回
(2021)
107回
(2022)
総数合格率 70.91% 69.58% 68.66% 68.02%
新卒合格率 85.50% 84.78% 85.55% 85.24%

国家試験の合格率は、年々低下しています。
近年は臨床教育に重点を置くようになり、「医療現場での実践能力」や「応用力」を問う出題が増え、試験が難化した結果だと思われます。

日程

毎年2月の第3土曜・日曜の2日間にわたって実施。

科目・問題区分・出題数

科目 問題区分 出題数計
必須問題 一般問題
薬学理論問題 薬学実践問題
物理・化学・生物 15問 30問 15問
(複合問題)
60問
衛生 10問 20問 10問
(複合問題)
40問
薬理 15問 15問 10問
(複合問題)
40問
薬剤 15問 15問 10問
(複合問題)
40問
病態・薬物治療 15問 15問 10問
(複合問題)
40問
法規・制度・倫理 10問 10問 10問
(複合問題)
30問
実務 10問 - 20問+65問 95問
出題数計 90問 105問 150問 345問

試験時間

1日目

必須問題試験
(9:30~11:00 90分)
物理/化学/生物/衛生/薬理/薬剤/病態・薬物治療/法規・制度・倫理、実務
一般問題試験(薬学理論問題)
(12:30~15:00 150分)
物理/化学/生物/衛生/法規・制度・倫理
一般問題試験(薬学理論問題)
(15:50~17:45 115分)
薬理/薬剤/病態・薬物治療

2日目

一般問題試験(薬学実践問題)
(9:30~11:35 125分)
物理/化学/生物/衛生/【実務】※
一般問題試験(薬学実践問題)
(13:00~14:40 100分)
薬理/薬剤/【実務】※
一般問題試験(薬学実践問題)
(15:30~18:00 150分)
病態・薬物治療/法規・制度・倫理/実務/【実務】※
※【実務】は、実務以外の科目と関連させた複合問題として出題されるもの

出題基準

『改訂 モデル・コアカリキュラム』(平成25年2月)に準拠
※薬剤師国家試験出題基準は学術の進歩及び薬剤師業務の変化に伴い、おおむね4年を目途に見直しを行い、薬剤師国家試験の改善を図っていくこととされています。

最近では、2021年2月に実施された「第106回薬剤師国家試験」より新たな出題基準が適用されています。

合格基準

2019年に実施された104回薬剤師国家試験より現行のシステム(相対評価)となりました。

以下のすべてを満たすことを合格基準とすること。なお、禁忌肢の選択状況を加味する。

  • ① 問題の難易を補正して得た総得点について、平均点と標準偏差を用いた相対基準により設定した得点以上であること。
  • ② 必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上であること。

過去に出題された試験問題(既出問題)の取扱い

新薬剤師国家試験における既出問題のうち、薬剤師に必要な資質を的確に確認することが可能な良質な問題として一定の評価が与えられた問題を活用することとし、その割合は、現行制度と同程度(20%程度)となっています。ただし、新薬剤師国家試験における既出問題が十分に蓄積されるまでの間の活用する割合は、この限りではないとなっています。

薬学部進級・補習・定期試験対策のご案内