清光で実施した科目の一例です。下記に記載している科目や内容についてお困りの方は、清光の個別講義で対策を実施しましょう。(お問い合わせ)
《薬学部進級対策 講義記録より》 生化学(薬学部2年生)
ペントースリン酸回路/グリセルアルデヒド3-リン酸とセドヘプツロースの反応から最後まで
ペントースリン酸回路の特徴は基質の合体と分離が繰り返されるが総炭素数は変わらない過程が多いことです。このことのために、大きな官能基(例えばジヒドロキシアセトン基)がまとまって転移される反応も特徴的です。酵素もトランスフェラーゼ(転移反応を触媒)が多いです。複雑に見えますがポイントがわかると理解できます。また、本回路はグルコースから出発するので、ペントースリン酸回路で生じた物質の中には解糖系に入ってエネルギー産生に寄与できる物質としてグリセルアルデヒド3-リン酸とフルクトース6-リン酸があるのでエネルギー生産が要請されるときは解糖系に入っていける、ことも理解しましょう。
《薬学部進級対策 講義記録より》 物理系薬学 2023年5月度実施科目例
・物理化学:
熱力学、熱力学基礎、熱力学第一法則、酸塩基平衡、ヘンダーソン・ハッセルバルの式、弱酸性物質の溶解度、
懸濁液の反応速度論、擬反応、複合反応、熱容量 標準反応エンタルピー 標準生成エンタルピー、
反応速度論 非触媒反応 ミカエリス・メンテン式
・薬物動態学:肝代謝 肝クリアランス 肝固有クリアランスの計算、臓器クリアランス、分布,代謝,排泄 、
アルブミンとの結合(結合型薬物と解離型薬物)、血液脳関門、血液胎盤関門、血液脳脊髄液関門 、
薬物代謝(第1相反応,第二相反応)
・物理薬剤学:懸濁液の扱い方 コロイド分散系 沈降速度 等張化の計算
《薬学部進級対策 講義記録より》 薬理学 2023年5月度実施科目例
・アドレナリンα2受容体刺激による遊離抑制、中枢性交感神経抑制薬、交感神経抑制薬、アドレナリンの血圧反転
アドレナリンとノルアドレナリン(薬理作用の違い、自律神経系の拮抗的二重支配、神経伝達物質とその受容体
交感神経と副交感神経、自律神経系の拮抗的二重支配
・薬物依存(精神的依存と身体的依存)
・国家試験過去問(アドレナリンの血圧反転)
・濃度:反応曲線 、ED50値、LD50値、安全域 、アゴニストとアンタゴニスト
《薬学部進級対策 講義記録より》 2023年5月度実施科目例
・病態・薬物治療学:抗真菌薬,抗ウイルス薬)
・感染症と化学療法:C 型肝炎ウイルス治療薬、トキソプラズマ 、真菌感染症 、真菌感染症の病態と治療薬
・病態治療:肺がん、肺がんの病態
・症例解析:臨床実習
・生化学・分子生物学 :PCR 法、DNA ライブラリー 、アロステリック酵素
・糖質 :単糖類,二糖類,多糖類
・細胞周期 :細胞周期について 、サイクリンとサイクリン依存性キナーゼ(CDK)、CDK 阻害薬(抗癌薬)
・消化器系作用薬 :消化性潰瘍の病態と治療薬
・抗真菌薬:真菌症の病態と治療薬
・消化器系作用薬:瀉下薬(機械性と刺激性)
・薬物依存症、耐性,副作用 、化学構造と薬効の関連性
・自律神経系作用薬:交感神経刺激薬、交感神経抑制薬