薬学部での勉強は暗記部分が試験の大部分を占める科目があります。
薬剤の名称に関わる部分がその一例で、「一般名」と「商品名」、さらにはその機序まで覚えておかねばなりません。
実は「暗記」を苦手にされている方がかなりおられます。
しかし暗記が苦手な方の場合、「暗記は自分一人でやるもので、授業を通じて行うものではない」と考え、何とか独力でされようとするのですが挫折される場合が多いのです。
こうした方の場合、清光学院では、例えば口頭や紙面など形式を変えたテスト形式を何度も反復して実施したり、繰り返しの見直し何度もさせていただき知識が定着するよう個別の対応策をとって、定期試験に合格していただいています。
進級対策はお一人お一人の適性にあわせた方式で行うことが最も重要なのです。
清光学院では、個別指導の強みを活かし、受講生一人一人の大学での学習状況や授業予定にあわせて指導を行っております。
薬学部進級補習具体例1
文学部出身で2年次編入された方の場合
文学部出身のため、理系科目の単位認定はほぼゼロ。そのため、入学後に理系の基礎科目の履修が必要と判断し対策を実施。
対策科目
化学基礎、数学基礎、生物基礎、有機化学、無機化学基礎、代数学
実際に使用しているテキスト類を用いて、対策を行った。
また、進級対策補習では、主に学部での科目の基礎を扱った。
理科系科目の基礎が習得できていないこともあり、まずは基礎を習得していただいた。
薬学部進級補習具体例2:私立薬学部4年生
3年次の際に直上で主要科目は履修済みだったため、CBT対策を中心に実施。薬ゼミの模試の結果、ゾーン1(特に化学系薬学)が弱点であることがわかっていたため、まずはゾーン1を集中的に対策し、徐々に対策範囲を広げていった。
対策科目
CBT
50点前後だった模試の点数は70点前後まで伸び、CBTに無事合格された。
薬学部進級補習具体例3:私立薬学部3年次
2年次で留年されていたが、直上で予め履修済みの科目があったため、本来よりも履修科目が2科目少なく、また、直上で不合格とはいえ一度履修経験がある科目があったため、内容理解という点では少しアドバンテージがあった。しかし、暗記がほとんどできていなかった。そのため、暗記に重点を置いて、点検テストを多く実施。
対策科目
化学療法学、医療薬事法規Ⅰ、保健衛生学
定期試験では、再試験になった科目もあったが、全て合格し無事進級された。
薬学部進級補習具体例4:私立薬学部3年次
3年次を1度留年し、2度目ということで履修科目は4科目のみだった。しかし、GPAを導入しており、進級には4科目で6点必要だったため、全科目が60点台での合格では進級できないという状態だった。丸暗記に頼り、内容が全く理解できていないため、まずは内容の理解に徹底し、その後定期試験の類題演習を繰り返し実施。
対策科目
有機合成の戦略、有機化合物の構造決定
60点台が1科目、70点以上が3科目で無事進級された。
薬学部進級補習具体例5:私立薬学部2年次
一浪して一般入試にて私立大学薬学部に入学。2年次で1度留年し、両親の勧めもあり進級対策を受講。2年次の再履修科目全般について定期試験対策を実施。
対策科目
生化学、生薬学、薬理学、生理学、病理学
基礎をしっかりと理解されたことで、その後は留年することなく、無事進級された。
薬学部進級補習具体例6:私立薬学部1年次
私立大学産業社会学部卒業後、社会人を経て、社会人入試で私立大学薬学部に入学。理系の基礎学力がないため、合格後すぐに入学前の準備対策を実施。
対策科目
化学基礎、数学基礎、生物基礎並びに有機化学、生化学の先取り
入学後は、定期試験対策を実施。留年されることなく無事進級された。
薬学部進級補習具体例7:私立薬学部1年次
現役で推薦入試にて私立大学薬学部に入学。1年次で1度留年したあと2年次に進級したが、再度留年の可能性があるとのことで、2年次の必須科目全般について定期試験対策を実施。
対策科目
有機化学、生化学、生薬学、生理学、薬理学
結果、試験に無事合格され進級されました。