清光進級学院の薬学部進級対策個別講義にて対策のご希望の多い大学及び科目を解説します。
清光では、各大学のシラバス、試験形式に準拠し、大学教員による個別講義を実施しております。薬学部でお困りの科目がある方はLINEもしくはお電話にてご相談ください。
帝京大学薬学部の有機化学４について
帝京大学薬学部の有機化学4では、試験構成が正誤問題と記述式問題が半々となっています。特に正誤問題が難関で、1問に対して3つの記述があり、全てを正確に解答することが求められます。これらの記述は基本的な内容が多く、理解が確実な学生にとっては容易な部分でしょう。ただし、「正確に」理解している学生は限られ、多くの学生は「何となく」理解している状態です。そのため、正誤問題で確信を持って正解を出せるケースは稀であり、「完答で正解」は高いハードルとなっています。部分的には正解でも完答できていないため、得点が低くなってしまいます。
試験や再試験の対策としては、曖昧な知識の精度向上が不可欠です。自身の知識の正確さや曖昧さを把握するためには、徹底的な分析が必要です。試験対策で悩んでいる多くの学生は、知識が曖昧であることを自覚していますが、それが具体的にどの部分かを把握できていません。対策を講じる際には、具体的な分析が重要です。過去問や講義資料の復習も有効ですが、根本的な原因が解決されないと得点向上は難しいです。
正誤問題は表面的には簡単に見えますが、実際には注意が必要なトリッキーな問題も多いです。対策として、正しい知識を深く理解することが基本です。ただし、インプットだけでなくアウトプットの練習も欠かせません。試験時間に対して問題数が多いため、正誤の判断を素早く行えるようにすることが重要です。焦って適当な判断をすることがあるため、反復練習で確実なスキルを身につけましょう。対策には時間がかかるかもしれませんが、直前の詰め込みよりも着実な学習が結果につながります。
