清光学院では、退学者の方に、次の進路としまして、編入学試験の受験をご案内しています。
編入学試験を検討するに際して、受験できるのかどうかの判断が重要となります。
大きく分けて下記の2点が重要なポイントとなります。
在籍年数について
理学部等の4年制学部は、主に3年次への編入を実施しています。出願資格において、「2年以上在学在籍している」 と設定している大学が多いです。一部の大学では2年次編入も実施しており、出願資格は1年以上在学在籍を条件としている大学もございます。
歯学部、薬学部等の医療系学部2年次編入の場合、1年以上在学〜2年以上在学となります。高年次(3年次以上への編入も実施していますので、その場合は出願資格はそれぞれ異なります。)
※例えば1年生を2度留年し、2年生に上がれずに退学となった場合
→在籍年数1年と見做されるのか、2年と見做されるのかについては、出願先の大学により判断が異なります。大学によっては、2年と見做されて2年次編入の出願が可能なケースがございます。
単位数について
大学により、進級を条件に単位一括認定という規定がある場合と、そうでない場合で取得単位が異なります。留年が理由で退学の場合、注意が必要です。
例1:4年生を2度留年となり退学となった。定期試験は全て合格しているが、CBT不合格のため進級できず2度留年となり退学となった。学則にて進級を条件に単位一括認定の規定あり
→退学時に4年生の単位は認められず、1、2、3年生の単位のみ認められる。
例2:定期試験は合格しているが、学年末の総合試験において不合格のため、3年生2度留年となり退学。学則にて進級を条件に一括認定の規定なし→退学時に定期試験で合格している3年生の単位は認められる。
ご自身の単位数につきましては、退学時に成績証明等を取り寄せて確認をお願いします。大学により、単位という形式で表記されていない場合は、退学する大学に読み替えの依頼が必要な場合があります。
清光では、受講生の方の次の進路に向けて受験校の選定について、サポートを実施しています。また、ホームページ上の医歯薬学部編入実施大学の一覧においては、出願資格を細かく記載していますので参考にしてください。これまでの長年の経験から退学後の編入対策についてご案内します。