歯科医師×医師免許
歯科医師から医師へ
医師と歯科医師のダブルドクターという希少性
〜それは、歯科医師だからこそ発現する存在価値となる。〜
歯学部及び歯科医師から医学部へのルートマップ
※1:一般編入学制度で歯学部の途中から医学部へ編入した場合はダブルドクターにはなりませんが、早期に医師免許を取得された方がいいと判断された場合、医学部一般編入での進学も合わせて検討となります。
※2:高校時代に医師か歯科医師かの選択を決めかねた結果、歯学部へ進まれた方はこのルートマップに従って再度、将来の進路選択を根本的に見直すことも重要となります。
①歯学部(歯科大学)在学中 ➡︎ 医学部一般編入・AO ➡ ︎医師
②歯学部(歯科大学)卒 ➡︎ 医学部学士編入・AO ➡ ︎医師
試験制度についての比較 歯科出身者は編入試験が有利
一般入試制度 < 編入学試験
一般入試・推薦・AO制度
- 受験機会が年に一度しかない
- 現役高校生との勝負となる
- 国立は数多く受験できない
- 大学共通テストと二次両方の対策が必要
- 私立も国立の滑り止め受験者が多い
- 基礎医学の知識がまったく使えない
- これまでの経歴をまったく考慮されない
医学部編入試験制度
- 大学二年次以降※は何度でも受験可能(※一般編入利用の場合)
- 国立も実施校が多く何校でも自由に併願できる
- 出題範囲の変化がほとんどない
- 大学共通テスト受験不要
- 生命科学系基礎を中心に勝負できる
- 定員は少ないが受験校数でカバーできる
- 1年前期から入学しなくともよい
- 筆記さえ合格点を取れば、人物評価を重んじられる
- 歯学出身者は生命科学を中心に勝負ができるため有利
既にある有利な条件を最大限活用した展開ができる。→医学部編入という選択
これまでの経歴を個別に評価する試験制度のため、この試験に即した対策を立てることにより、基礎医学既習者でもあり、臨床実習経験者でもある歯学部生・歯科医師出身者は一般入試とは比べ物にならないほどの高い可能性を秘めています。この点が他学部生にはない大きな優位性となっています。
一般入試とは全く違った性質の試験制度、それが医学部編入学試験です。
試験内容について
偏差値とは懸け離れた尺度の試験
- 人物重視
- 志望動機重視
- 経歴重視
代わりに求められる資質
- 生命科学領域の基礎学力または基礎的素養
- 論文英語の基礎的理解と運用力(※国立の場合のみ)
歯科からの優位性
- 口腔外科の経歴を最大限活用した二次(面接)試験での有利な弁論術
- 編入試験で有利に働く「歯科から医科へ転身するための」説得力ある動機付け
ダブルドクター・ライセンス
医師が真似できない希少性。歯科医師からのダブルドクター
歯科業界誌が特集を組んだほどの希少性
- 日本では100名を満たない希少性(2015年時点)
- 医師が歯科医師免許を取得するケースは少ない
- 歯科医師だからこそ利用価値が高いダブルドクターを目指した編入進学
ダブルドクターにしかできない総合力
- 口腔癌手術の際に形成外科医の手を借りずともすべてひとりで完結できる
- 腫瘍が口から鼻に跨ぐ場合、耳鼻咽喉科の手助けが不要
- 口腔内に関して医師は詳しくはない(誤嚥生肺炎などに有効)
- 口腔外科から耳鼻咽喉へと領域が広がることで顔面の専門家として期待される
- 開業にも極めて有利、就職時にも個性を発揮
- 離島など医師不足の過疎地において全科目をこなせる万能選手となれる。
(医師としての診療時に同時に入れ歯の調整や歯科治療もできる)
歯学部生・歯科医師からの医学部編入学試験対策方針例
- 短期的合格へ向けた初年度対策の集中的支援
- 中期的目標を見据えた二本目の可能性を支援
- 長期的可能性を含めた三本目の可能性を模索
- 臨床総論の強化を軸とした岩手医科大学士試験
- 国立医学部への編入進学支援の強化と支援
- 集中と選択による国立大学への戦略的総合支援
- 医学英語の集中的強化による併願校倍増支援策
- TOEFL・TOEIC専門教員による英語力