歯学部進級補習授業報告(講義記録より)①

〈歯学部進級対策 講義記録より〉臨床歯学 

歯科矯正学 補綴学

大学卒業試験対策として臨床歯学全般について、不明な点・疑問に思う点を明らかにし、解説を加えていく。卒業試験は、各大学で作成される問題なので、6年時の教材レジメおよび定期試験などで出題された問題から出題される。そこでレジメおよび問題集のコピーを送付してもらい、共有する形で授業をすすめていきたい。科目としては、歯科矯正学・補綴学の強化が重要案件とのことで、これらの科目を重点的に行う。


〈歯学部進級対策 講義記録より〉臨床歯学

補綴学

歯学部卒業対策として、大学配布の問題集から質問したい問題を選択してもらい、それについて解説を加え、その問題内容に関連する必要知識を理解、暗記してもらう。今回は、全部床義歯学のゴシックアーチとチェックバイトの比較検討、半調節咬合器の調節方法、リベースの実際など、部分床義歯学の1次固定と2次固定の比較検討などを解説した。

下顎運動は左右の下顎関節頭の動きで決定されます。前方運動は左右の下顎頭がバランス良く移動しなければなりません。同側の下顎頭移動または筋力の異常で偏向します。一方、側方運動は反対側の下顎頭移動または筋力の異常で機能不良となります。これらはゴシックアーチで診断します。診断のみです。一方、この下顎運動異常を半調節咬合器に反映させるためにチェックバイトを行います。ゴシックアーチではできません。支台歯を保護するために固定を行いますが、一次固定は固定性補綴物、二次固定は可撤性補綴物です。暗記してください。


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