(最新)国立大学医学部進級率・卒業率 順位を掲載しました

国立大学医学部における平成29年度入学生の進級率、卒業率について、TOPICS記事にて発表しました。順位は、最低修業年限での卒業率順で表示しています。

国立大学全体では、卒業率は平均85%、宮崎大学医学部では、65%となっています。つまり3割の方が留年経験がある、ということになります。卒業ができれば良いですが、この中には、留年を重ねて退学となる方も含まれていることになります。

国立大学医学部においては、私立大学に比べると進級のハードルは低いですが、最近は国立大学においても同学年の留年二度で退学・除籍と規定している大学が増えております。また、国立大学医学部生においては下記が進級を阻む大きな問題となっております。

◉予備校や高校からの指示による受験戦略で、物理と化学の選択が多く、生物を履修していない学生が多い。

◉総合選抜および学校推薦型選抜の募集人数の増員に伴い、大量の勉強量をこなす訓練ができず入学する学生が増えている。


医学部は、現役生の親世代より格段に勉強必要量が増えており、医学の進歩により、学習内容も複雑化しています。
清光では、医学部進級対策を20年程実施しておりますが、これまでにない危機感を持って、進級対策の必要性をお伝えしています。
特に、生物を履修していない方は、必ず清光の入学前および医学部進級対策において、生物学の重要事項を頭でイメージできるよう叩き込んで医学部に入学されることを強くお勧めします。全国どこからでも受講していただけるように、オンライン個別講義にて開講しています。

たいへんな努力の結果である、国立大学医学部の合格が無駄にならないために、留年=除籍とならないために、医学部に入学して最初が肝心です。どうかご家族で医学部での順調な進級に対してどのように挑んでいくかお話し合いいただきたいと思います。

清光学院 教務課

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