編入学試験対策講座のご案内
編入学をご検討の方へ
進路にお悩みの方はご遠慮なくご相談ください。
人生を左右する大切な進路選択となります。各進路について詳しくご説明します。
清光編入学院では、検討されている進路について充分ご理解いただいた上で対策をはじめていただきたいと考えています。
清光の編入学試験対策講座の特徴
01全講義個別講義にて実施。各受講生個別にスケジュール、カリキュラムをオーダーメイド(※)で設定します。
各受講生に合わせて個別に長期計画、詳細計画を作成します。
スケジュールは、毎月見直しますので、学習の進捗状況や、ご都合により毎月受講回数を増減させることも可能です。月2回位から、毎週受講の方まで様々です。ご希望をお申し出ください。
医学部編入全科目を受講していただく必要はありません。限られた時間で効率よく対策を行っていただくために、自習で修得可能な科目は自習計画を作成し、スポット授業などで、管理を行っています。
※カスタマイズ、オーダーメイドについて
受講科目、受講スケジュール、受講回数、取り扱いレベル、受講頻度について、教員と相談の上、個別に調整可能です。
なお、解説文書作成および類題数や指導方法の指定はお受けしておりません。
02初回講義時に、学力状況を確認。学力に応じてカリキュラム、教材を決定します。
初回授業は、学力見極め授業として実施。予め提出いただいた課題の解答状況を基に、初回授業を通して授業理解度の講評を行い、検討会を実施します。次回以降のカリキュラムや扱う内容、教材等を決定、提案します。
初回授業の講評は、教員間で共有し、今後の対策について、学力・期間・試験内容を考慮し、受講生個別のカリキュラムに反映させていきます。
03受験候補校を面談にて選定
編入学試験は、大学により試験科目や試験内容、出題されるレベル、試験実施時期がそれぞれ異なります。数多くの大学の様々な条件の中から、受講生の希望にあう大学を絞り込み、第一志望を決めるのは大変です。清光では、面談にてそれぞれの大学の試験の特徴を説明し、受講生の皆さんの希望を反映させて、受験校をリストアップします。勉強を進める中で、進路に迷った際には、改めて面談を実施し、対策実施の方針の変更などを行います。
04専門家である教員が個別講義にて実施
教員は、大学元教授など、試験作成や選抜サイドとしての経験もあります。編入学試験は一般入試と異なり、傾向や過去問ばかりに目を向けると方向性を誤る可能性がある試験です。編入学対策に必要な、大学側の考えや研究内容を理解し、編入学対策を正しい方向に導きます。
05志望理由書や面接対策の徹底的な指導
編入学において最も重要な志望理由書や面接指導を、個別講義にて徹底的に訓練実施します。特に志望理由や課題作文は、面接試験の合否にも影響しますので、単なる書類として捉えるのではなく、編入学合否を大きく左右する非常に重要な要素の一つとして扱う必要があります。
医療系の編入学において重要な視点とされる「臨床・教育・研究」を押さえつつ、受講生それぞれの思いに沿った志望理由の醸成を目指します。
編入学の基礎知識
“編入学試験”は、一般入試と大きく異なります。
01大学編入学試験について
大学編入学試験をご存知ですか?
編入学試験は、既にいずれかの大学を卒業しているもしくは大学在学者を対象に実施される試験で、合格すれば大学2,3,4年次などに入学する試験です。
例えば、医学部では、国公立27校、私立3校(私立医学部は編入は1校のみ、学士などを条件に一般入試と異なる出願資格で募集している大学を含む:2022年1月現在)が編入学試験を実施、国立だけで考えると、医学部のおよそ半数以上の大学が、医学部編入学試験を実施しています。
医学部以外にも、歯学部、薬学部、獣医学部、理系学部、文系学部、たくさんの学部が編入学試験を実施しています。
大学入試において、不本意な結果に終わった方、もしくは、医療系への進学を志しておられたにも関わらず目標を達成できなかった方、ご家族のお気持ちにより医療系学部への進学を改めて検討されている方にとりまして、チャレンジの機会となっています。
02編入学試験は、一般入試に比べて合格率が高い場合があります。
編入学試験においては、一般入試の偏差値は関係ありません。また、編入学試験が実施されていることをご存知ない方も多く、大学や学部によっては受験者数が限られていることがあります。
また、国公立大学の場合でも、大学共通試験は不要です。口述試験とTOEICスコアのみで編入学試験を実施している国公立大学もあります。また、学部よっては、編入学は私立大学よりも国公立大学の方が受験しやすい場合もあります。
- 大学入試の際に、合格できなかった大学に進学することも可能となります。
- 一般編入学試験を実施している場合は、卒業を待たずに、大学在学中に他大学へ編入学できます。
03編入学試験制度について:2年次、3年次、4年次への入学となります。
編入学試験は、主に二種類あります。
- 1.学士編入学試験
- 2.一般編入学試験
1は、学士取得(見込み)者となります。 4年制以上の大学卒業、もしくは卒業見込みでの受験が可能です。
2は、在学中に他大学へ編入学試験に合格すれば移ることが可能です。 4年制以上の大学に2年以上もしくは1年以上在学し※1、64単位もしくは30単位以上※1を取得もしくは取得見込みの者
※1 在学年数と必要単位は、大学、学部により異なります。
編入学試験の種類について
学士編入学試験 |
学士取得(見込み)者となります。 4年制以上の大学卒業、もしくは卒業見込みでの受験が可能。 |
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一般編入学試験 |
在学中に他大学の編入学試験に合格すれば、大学を転校することが可能。 4年制以上の大学に2年以上もしくは1年以上在学し※1、64単位もしくは30単位以上※1を取得もしくは取得見込みの者。 ※1 在学年数と必要単位は、大学、学部により異なる。 |
編入学年次について
医療系以外の学部(4年制学部)編入では、ほとんどが3年次への編入となります。(一部の学部において2年次への編入があります)
医学部などの医療系については、主に次の通りとなります。
医療系学部の編入年次について
医学部 | 国立:2年次への編入となります。(島根大は3年次編入実施) 私立:学士等に特別入試として1年次への入学となる。(岩手医科は歯学部出身者限定で3年次として実施) |
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歯学部 |
主に2年次への編入。 一部の大学において、同じ学部等からの3年次、4年次への編入学を実施。 国立3校、私立は殆どの大学で実施。 |
薬学部 |
主に2年次への編入。 一部の大学において、同じ学部等からの3年次、4年次への編入学を実施。 私立大学のみ実施。 |
獣医学部 |
2年次への編入は北里大学のみ実施、他は、学士特別入試など1年次への特別入試として実施。 国立大学は実施していない。 |
04編入学試験対策について:最も重要なこと
編入学試験対策においても、最も重要なことは、大学がどういった人を求めているか?を正しく理解することです。一般入試と違って、偏差値も関係なければ、ボーダーラインや、足切りもありません。
大学の目的は、大学の希望する人を一本釣りで合格させたい、ということが本音です。
一般入試に求められるような、過去数年の過去問から傾向を踏まえて、暗記する、という勉強では太刀打ちできません。編入学は試験担当教授が年度により代わることも多く、これまで出題されていないような傾向や分野が突然出題されたり、形式が変わることがよくあります。
過去の傾向は、参考にはなりますが、あまりにも重きを置くと編入学試験では、失敗する可能性がありますので注意が必要です。
理由として、大学が求めているのは一般入試のような暗記力ではないからです。
編入学生について、大学が求めているのは、「思考力」「応用力」です。
物事を論理的に思考し、答えを導出できる人であるか、知らない問題に出会っても、どこかに活路を見出し、自分の考えで答えを導ける人かどうか、その思考力や人間性を見ています。
筆記試験対策の勉強ももちろん重要ではありますが、大学が求める力を自ら養っていくことが重要となります。
05編入学試験対策について:試験科目と対策について
全学部においては、専門科目の他に大学によっては、国立大学では、英語(TOEICスコア)が必要となる場合が多いです。目指す学部や、大学により科目数は異なります。
医療系でお話しすると、国立歯学部編入は、筆記試験は小論文のみ(岡山大学)で実施している大学もあります。
また、国立大学理系学部において、口述試験+TOEICスコア提出 の大学もあります。
医療系学部においての特徴は、各ページにて案内しています。
編入学試験自体は、一般入試と比べて認知度は低いため、受験制度自体をご存知ない方が多くいらっしゃいます。少子化時代とはいえ、一般入試での難関校、難関学部の人気は依然高いままです。一般入試での結果に納得がいかない方、入学してみたものの、やはり別の学部に行きたかった方は、編入学試験受験を検討されてはいかがでしょうか。
学部別 編入学試験対策講座
合格者の声
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