社会人入試とは
 社会人入試は、高校や大学の既卒者を対象し、既に社会人経験をつんだ方々に対して門戸を開き、受け入れている入試形式です。各大学の募集要項などに「高校卒業後○年以上経過している方」「○才以上の方」「○年以上の勤務経験がある方」というのが相当します。

 最近は大学での勉強に関心を持つ社会人の方々が増えました。いっぽう18歳人口の減少を受け、大学は社会人の方々を呼びたいという願いを抱えています。社会人入試が盛んになったのは、こうした時代の変化と無縁ではありません。

 社会人特別選抜の場合、社会人入試では、主に筆記試験と面接によって合否が決まります。社会人入試の筆記試験は、大学なら語学と小論文、大学院なら語学と専門科目(あるいは小論文)から構成されているのが大半です。社会人入試最大の特徴は、筆記試験の負担が軽いことで、たとえば語学試験に辞書持込が認められたり、語学試験自体が免除されたりすることがあります。また国公立大学を中心に、センター試験が課されないところが多くあります。

昼夜開講制の普及により、飛躍的に学びやすい環境に!
 社会人が再び大学で学ぶための制度は幾つかあります。ですが、学士号や修士号を得るためには、通信制や放送大学以外では通学が必須となります。この負担を決定的に軽減したのが昼夜開講制です。誤解されがちですが、この昼夜開講制は従来からある夜間部(2部)とは異なります。 昼間部または夜間部の主コースさえ決めれば、限度はありますが夜間でも昼間でも履修することができます。例えば、平日の夜間授業は少なめにして、土曜日昼間に集中的に履修するといったことも可能です。 また、昼夜開講制であるため、夜間部卒業という負い目がないといったことも社会人にはメリットです。この制度は大学院にも導入され、夜間大学院と合わせて通学が楽になりました。

医療従事者を目指して
 高齢化社会を迎え、医療従事者の社会的ニーズは年々高まっているのは周知の通りです。社会人向けの大学入試もこうした世相を反映し、看護士や理学療法士などを目指す看護保健系の学部に社会人特別選抜枠を設ける大学が増えてきました。これらの職を目指しておられる方は、ぜひともこの社会人特別選抜制度の活用を検討されてはいかがでしょうか。