2016年度 東海大学医学部一般編入学一次試験 解答速報

2016年度東海大学医学部一般編入学試験1次試験講評
(1)東海大学医学部編入試験 英語について
今年は去年と違い、生命科学の深い知識を問う問題は出題されませんでした。一方語彙問題は難度が高く、受験生には解きにくい問題だったと思われます。
大問1は予測と不確実に関する長文総合問題(やや難)。大問2は熟語問題(やや難)。大問3は医療事例を指示に従い分類する問題(易)。大問4はデータに基づき病名を分類する問題(易)。大問5は医療関係者のエッセイ。長文総合問題(標準)。
大問2の熟語問題は正答率5割を目標に解答します。大問3はキーワードに着目できれば解くことができます。例えば、(1)はtoo early(いそぐ)_ Case(イ)had to see many patient 、(4)はPersonal characteristics, elderly persons _ Case(ア)A 92-year old woman 等、対応するキーワードを見つけるのがポイントです。大問4は数字だけを見れば解くことができます。
大問3と大問4で解答時間を節約して、残りで大問1と大問2の長文をしっかり解いていくのが最善です。

(2)東海大学医学部編入試験 適性について
今年度より1年次後期へと編入年次が変更となりましたが、問題の構成・内容とも例年通りで大きな変化はなく、数学領域の問題3題、資料解釈1題、文章問題1題、推論・分析1題、知識問題1題の計7題でした。
数学領域の問題では三角錐の体積に関する問題が出題され、近年、面積や体積といった図形問題の出題頻度が高くなっています。また、様々なルートから目的のルートを見つけ出すタイプなどもあり、単なる数値計算だけでなく、最適な解法手順を見つけ出す論理的思考力を要する問題も出題されています。数学領域の問題が全体の半分近くを占めるという傾向はここ最近続いており、今後もこの傾向が維持される可能性が高いです。東海大学医学部編入学試験は文系出身でも受験しやすいという印象を持っておられる方が多いと思いますが、基本的な数学の知識がないと合格は難しい試験になってきております。
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